snow-beach’s blog

日々成長♪

初めての採卵、胚移植、その心構えと気になる症状について

どもっ。

はじめての採卵周期を一通り終えました。
排卵前からの不安は半端なかった…先生なんも教えてくれへんからブログや他のクリニックの先生の記事をあさりまくりました。
いつ卵とんねん!
胚移植ってどのタイミングなん?
胚移植後、なんかお腹痛いんやけど、これって大丈夫??
みたいな。

いろいろ不安な排卵周期のメインイベント、採卵・胚移植手術とその後についてです。


目次

排卵日前日


LHサージが見られると、勝手に排卵してしまわないように、採卵タイミングをコントロールする点鼻薬を、決められた時間にシュシュシュシュ!
と、検査周期で聞いてなかった坐薬をぶすっ!っと。
翌日または翌々日にいよいよ採卵となります。

LHサージとは、ざーっくり言うと、排卵を示すホルモン値で、排卵直前に値が急に高くなり、下がった時に排卵する、ピーキーな変化の事です。半日〜1日の間でめちゃ変化する値。LHサージが上がるとき、基礎体温は高温期に入る前に一瞬さがってるはず。

私の場合は、通院した時にLHサージが来ていて、翌日の朝、急遽採卵手術となったので、
クリニック内で鼻シュッシュと坐薬を入れる指示がありました。
坐薬はもしかしたら全員じゃないのかもしれない。
人生初のセルフ坐薬…お尻の穴に指の第一関節まで突っ込むとは……(^_^;)
しかもビフォーアフターを看護師さんに知られるなんて。笑
ただ、意外とすんなりできたことに、感動笑。自分も大人になったなと感じた。
入れたあとは便意との闘い笑
坐薬は子宮に近いので、より直接効果があるらしいです。鼻シュッシュってどれくらい効果あるんのかという謎。
しかも右左右の3回っていう。不思議。

排卵

いよいよ採卵!
当日はスッピンメガネ・コンタクトなし、朝食・水抜きで挑みます。
手術室手前の個室についたら、素っ裸に手術着1枚とヘアーキャップをかぶります。
手術中は仰向け姿勢(内診中みたいな態勢、かつ、床と並行な寝姿勢)になるので、髪の毛が長い方は結び目が頭頂部に近い位置でのお団子かツインテールがよいのでは。
私は短いので飛び出てくる髪の毛を必死でキャップの中に詰め込みました。

採卵と言うと簡単なんですが、ガチ手術です。ホントにガチ手術室でビビった。
薄暗い手術室の中で照らさせるものはただ一か所…めちゃ恥ずかしいっていう…。

3食より大事なものはない私にはめちゃハードでした。
膀胱に尿があると卵とれないよってことなので、尿を絞り出すために、何度もトイレへ。
もう私の膀胱枯れてます…と言いたいのに、トイレに行くと出てくるんですよねぇ。不思議。笑


私の場合は、卵がいくつかあったので、複数回針を刺されることに…。6個卵が取れたので、きっと6回刺された。

初回でビビって局部麻酔を希望しましたが、最初の2,3回は痛かった…。針を指すときはチク!っときて、卵胞吸ってるときはジワーッとした痛み。痛みに強い人は麻酔無しでやるらしいです。

私は痛みに強いと思ってたけど、麻酔ナシとか無理やったかも。

痛みのイメージはインフルやコロナのワクチン注射みたいな感じ。刺される場所が場所なだけに体感はそれより痛くて、身体に力が入ってしまいます。

てゆーか、採卵の針は覚悟してたけど、その前の膣洗浄が…ぅごへぇ〜ってなりました。びっくりした。

採卵日前までの内診で何個卵が見えるか次第で麻酔の要否を決めても良いのかも。4つ以上なら麻酔やったほうがいいかなー。と思います。

採卵後、止血用のガーゼを膣に詰められ、手術は終了です。ベッドで横になり、10分ほどしたら、看護師さんがガーゼを抜いてくれます。が、ガーゼが長くて、膣ってそんなに広いんや!ってビックリする。


採卵手術時、力抜いてーとか言われるんですが、めっちゃ力が入ってたのか、足の付け根と下腹部が痛くなり、所定時間よりも長めに回復室でお休みさせていただきました…。
遠慮なく休ませてもらった方がいいです!
その後もフラフラでした。
寄り道して帰ろ♪なんて野望は打ち砕かれました…。
帰ってからは横になっていて、採卵手術後の仕事なんて、できるわけありませんでした。

さて。
採卵で取れた卵の結果は当日中に聞くことができます。私は、6個採れましたが、受精に進める成熟卵・成長良好な未熟卵は1個づつの計2個でした。

採卵日翌日

いるはずの卵がいない唯一の日…。
お昼に胚移植日の予定を確認する電話をしろとの指示あり、電話します。
この時点で受精ができてたら胚移植へGo!
受精ができていなかったら…次回がんばれ!
ってことだと思います。

覚悟して電話しますが、さらっと、明日予定時刻にきてくださいと言われ、拍子抜け。まぁ…おそらく順調っぽい!?と一安心。

胚移植

新鮮胚移植であれば採卵日の2日後が胚移植日です。
条件は受精卵が4分割していること。
受精卵から初期胚になったところの説明を受け、いざ、胚移植手術へ!
胚移植は採卵日よりも気楽で、朝ごはん、化粧、コンタクトOK。手術室の電気はついていて、ちょっと安心。
採卵手術同様、尿を絞り出し、手術室へ挑みます。
胚移植手術は痛い施術はなにもないので、麻酔はなし。
私には脅威の膣洗浄はあります。
モニターをみながら、光る胚を見ながら子宮に帰ってくるのを確認!
おかえり!胚ちゃま!!!
自分の身体の中に成長の可能性しかない何かがいる不思議な感覚を素っ裸に布一枚でベッドに横たわり感じるのでありました。


私の場合…
通院時間が11:00だったのですが、ホント直前、10:30くらいに見事4分割の胚になってくれて、なんとか移植条件を満たせました!
もう一個の未熟卵は2分割。共に、成長スピードが遅めなのですが、先に4分割した胚を移植することになりました。
2分割の卵は次のチャンス用に培養してもらうことになりました。

移植条件満たせなかったら、また次回…ってなってたのかもと思うと…時間との勝負なんだなと思います。数十分違うだけで数十万飛んでくってのも恐ろしいけど。あくまで推測ですが。

胚移植

採卵から1週間経過後、胚の成長と連動するホルモン値を採血で確認。
培養してもらっていた卵の成長についてのお話もあります。

私の卵はこの時点で培養を中止しますとのこと。成長が遅くて凍結できても融解時に壊れてしまうから。とのことでした。
卵に愛着が湧いていたらしく、この卵にも命が宿っていたのに…と思うと、悲しくなりました。
茶色いオリモノが出たことがあったのですが、特に気にすることもないとのことでした。


妊娠判定

採卵から2週間後、この日が運命の妊娠判定日!
採血のみ。内診なしです。

私は、見事妊娠判定いただきました。
さすが先生は慣れている…サラッと言われて終わり、あっけなさすぎて、聞き逃しそうでした。

その後、2週間後くらいまで、約5日おきに計3回、内診で胚の成長を見届け、無事に成長してくれれば、晴れて不妊治療クリニックは卒業。
産科への紹介状を書いてもらい、母子手帳を貰いに行ってねってことになります。




以上が不妊治療クリニック卒業までの流れです。
こちとら不安なのに先生たちは慣れっこなので、クリニックによってはサクサク進んでいくと思います。
変に緊張して疲れてしまわないように。
何かあってネット検索疲れしないように。
誰かのための情報になればいいなぁ。

ではまたっ!