snow-beach’s blog

日々成長♪

初めての不妊治療!何やるの?どれくらい通うの?

どもっ。

 

不妊治療必要か?の検査初日のしょっぱなから、アナタ、顕微授精ネ♥(←実際はこんなんじゃない)

と言われてびっくり仰天!不妊治療を受けることになりました。

 

不妊治療のクリニックに通い始めて2か月ちょっと。
1か月間にわたる検査の後、2周期目で採卵、顕微授精、胚移植、妊娠判定までの1セットをちょうど終えたところです。

 

不妊治療って通院が大変というイメージがあり

治療を始める前、治療中にいつ、どれくらい会社を休まなくては行けないのか不安を抱えながらすごしたので、先が見えるようにダダーっと流れを説明していきたいと思います!

これから治療を考えている、または、不妊治療クリニックに行くか悩んでいる方の参考になれば幸いです。

 

不妊の原因は女性・男性側半々。

できれば、不妊治療を受けている人が身近にいる方、男性の方にも読んでいただければうれしいです。

 

目次

 

 

1周期目~検査周期~

はじめの一周期は各タイミングでの内診により、状態観察、ホルモン値検査があります。

検査周期と呼ぶのかは知らんけど。そんな1か月。

不妊治療クリニックデビューを果たしても、最初の1ヶ月は治療の前準備のみです。

 

最初の生理周期目は各タイミングでの基礎値の測定と観察です。

通院した回数は、初回含め、週1,2回。計6回でした。

夫は精液検査の1回(再検査があって2回)のみ。

土日祝平日関係なし!

基本的にはクリニックの休みの日以外は、通院の可能性がある日になります。(クリニックの休みの日でも急を要する場合は通院アリ)

生理2~3日目だけはずらせなかったけど、他は仕事の都合で1日レベルでずらしてもらえる日もありました。

 

初回で甲状腺ホルモン値、HIVなどの感染症にかかっていないかなどを血液検査で確認、内診で子宮がんなどのリスクがないか観察しました。

内容は以下です。

・生理開始2~3日目:通院1回

 採血と内診(出血してても問題なし)

排卵日前後:数回

 卵胞チェック。数とかサイズとか。

 排卵日コントロールの薬が有効かどうかの確認。排卵前2回ほど、排卵後1回って感じです。

・精液検査(夫):1回(いつでも良い)

・治療方針について、医師と面談(夫婦で):1回

 

 

 

私達の場合、女の私は初回の血液検査で甲状腺ホルモン値に軽度の異常が見られたので、甲状腺の病院にも通院することになりました。

夫は、精液の値に異常が見られたので、再検査になりました。精子の運動率が低く、奇形率が高かったのです…。

私が通ったクリニックでは、精液検査は女性の通院時でも、別日でもいつでもOKでした。

待合室にいるのは男性比率が大体15〜20人に1人くらいでした。気になる方は一緒に通院できる日が良いかも。

 

そして、1周期目終わりの医師との面談にていきなり、「では、採卵周期に入っていきましょう。」とのお言葉。

1ヶ月間も検査と内診を続けてると、延々と検査が続くものと錯覚してました。笑

仕事で帰るのが遅い日が続いていたので、寝不足とコンビニ飯、買い食い、レトルトまみれだったのに…カラダボロボロや…という焦り。

2か月前の生活が卵に影響するとか何かで見たような…クリニックに通院を決めたら、生活改善に努めたほうが良いと思います。

 

通いだして2ヶ月目(生理周期2回目)にして、いよいよ卵を取るための検査・内診に変わっていきます。

 

2周期目~採卵周期~

一通り検査を終えると、いよいよ採卵周期!

卵とるぞー!育てるぞー!

検査周期後の生理後に作られる卵を採るので、採卵周期と言います。
採卵周期の採卵して卵移植までの通院回数は週2,3回、計8回。

毎回9,500〜13,000円かかりました。通院だけで10万くらいとんでく…。

 

この頃、流石に会社で噂されている事が自分の耳にも入ってくる。笑

卵(というか卵子が入っているはずの卵胞)の成長を見ながらタイミングを見計らって採卵するための検査と観察です。

 

毎回血液検査と内診がありました。左腕の血管の上に点々が…笑

毎回2〜3 ml血を抜かれるんですが、血ってなくならないもんなんすね…。

私達はクリニックの規定で37歳以下などの条件をギリギリラインをクリアできたので、レトロゾール(ホルモン剤のお薬)を使った成功報酬制度を利用しました。制度の条件もあり、通院日の変更は不可。試しに変更できるか聞いてみたら、え!?といういう顔されました。すかさず謝りました。

今思うのは、成功報酬制度じゃなくても通院日のズラシは厳しい…ような。

 

この周期の内容は以下です。

通院回数が検査周期より多いので、なぜそんなに通院が必要なのか、補足しながら説明していきます。

 

生理開始2~3日目

まず前周期の卵胞が残っていないことを確認。

 卵を育てるためのホルモン剤である、レトロゾールを3日間分処方される。

 

生理10日目〜14日目くらい

 通院回数:5回

ホルモン値と卵胞のサイズのチェック。

 ☆ここから、いつ採卵があってもいいような心構えが必要になります。

ホルモン値と採卵するためにエントリーされた卵たちの画像確認。

 

 卵胞のサイズが16mm以上、かつ、LHサージと言われる、排卵前に急に増えてピークを迎えるホルモン値を目安に、次の通院日が決まりました。(LHサージとは…下図の排卵期、LHの分泌がピークに達しているタイミング)

人によって、通院頻度や回数が変わってくるかもしれないけれど、2〜4日に1回通院になっちゃうと思います。この期間が一番気疲れしました。

基礎体温とホルモン

基礎体温コントロール / 子宝治療院 (東京 銀座) (akatyan.jp)

 

私は、不妊治療に緊張していたのか、仕事で残業が増えて、生活が乱れまくっていたせいか、排卵までの日数が長くなった(通常2週間くらいのところが3週間くらいになってしまった)ので、通院回数が多かったかもしれません。

排卵がなかなかやってきそうになかったので、毎回、緊急で当日採卵になるかも…と言われ続け、いよいよ今日かも…とドキドキしながら毎回通院していました。急に仕事も休んだし、仕事の締切は変わらない、むしろ早まるし、自分にも人にも気を使ったし、心身ともに疲れました…。

不妊治療をオープンにしていても、職場の人たちも皆手一杯な職場なので、キツかったです。

あとは、毎回朝ごはんは控えめ、スッピンだしね。

 

排卵

LHサージが確認出来たら、いよいよ採卵。

LHサージを確認した日に排卵を抑える薬、坐薬を投入して、その翌日。

所要時間は半日。

でも1日休むことがベターです。体調回復に午後の時間は必要。

採卵と言うと簡単なんですが、ガチ手術です。ホントにガチ手術室でビビりました。

素っ裸に布1枚です。

薄暗い手術室の中で照らさせるものはただ一か所…めちゃ恥ずかしいっていう…。

朝ごはん抜き。病院ついてからは水もだめ。

3食より大事なものはない私にはめちゃハードでした。

帰りはフラフラでした。寄り道なんてできる気しなかった。

 

胚移植

採卵日の2日後、半日です。

これも手術。マッパに布1枚。

受精卵の成長により、そのまま移植・培養・凍結して別周期で移植かが決まり(のだと思い)ます。

 

私の場合は、受精卵から4分割になった胚を、当日移植することができました。

胚移植は採卵よりも全然ヨユーでした。

午後、働こうと思ったら仕事はできたレベル。でも仕事始めると止まらない人は1日休んでしまったほうがベターです。

胚移植から卵がお腹に戻ってきて、めちゃ不思議な気持ちになります…。

 

採卵日前日→排卵日(採卵日)→1日休み→胚移植という流れで、連日通院が4日間で3日通院しないといけないので、仕事的にはココが一番キツかったです。

 

胚移植後〜妊娠判定

通院回数:2回

採卵日の1週間後と2週間後です。

2週間後の通院日に、血液検査で妊娠判定となります。

以後、妊娠できていれば、5〜7日毎に数週間、血液検査次第で内診があるようです。

 

お陰様で、私は採卵の2週間後に妊娠判定をいただきました。

当時に、一喜一憂しないようにとも釘をさされました。

まだ自然妊娠なら妊娠に気づけないくらい初期ですね。

胚移植後は普段以上にハードなことは気をつけたほうがよさそうです…。

 

 

まとめ

不妊治療を始めたら、どんなことをやって、どれくらい仕事休まなくてはいけないのか、イメージしていただけたでしょうか?

生理周期で通院日が決まるので、仕事と治療の両立はなかなかストレスが多いです。

基礎体温のパターンはわかっていても、卵胞サイズやホルモン値を自力でコントロールできる人はいないと思います。そこが難しいんだなと思います。

 

タイミングを逃すと1周期分のチャンスを逃がし、苦労が水の泡…次のチャンスは1か月先の排卵日…ってことになってしまいます。

仕事が休みにくいとかあるのですが、短期でクリニックを卒業したければ、一生の後悔にならないように、何とか通院できる策を練らなくてはいけません。

 

自分たち以外、誰も責任取ってくれない…。

 

周りのサポートを上手く得ながら、不妊治療期間が乗り越えられるといいですね。