snow-beach’s blog

日々成長♪

試しに妊娠できるか検査しに行ってみたら不妊治療することになった

どもっ!

いきなりですが、子どもが欲しいなぁとお思いはじめ、半年ほど前からついにレスを解消(?)し、セックスできるようになってきたけど、完了までできていませんでした。旦那がその気になるのを何年も待っていた仏のような私も限界だったので、いよいよ不妊治療クリニックにいってきました。

できるだけ仕事は休みたくなかったので、最速の土日で予約を取りたいとクリニックに電話したのが、8/15。

案内されたのが1か月先の9/12(日)。

市内にはいくつか不妊治療のクリニックがあるのに、こんなにも予約は先になってしまうのかと驚きました。(土日限定で予約したせいかもしれないけど)

 

不妊治療を始めることになることになったのですが、クリニックのホームページ見ても、不妊治療やってる人のブログ見ても、専門用語を当たり前のように使われて、よーわからん。と思ったので、どんなことやるのか紹介したいと思います。

私は永遠幸グループのクリニック(がっつり不妊治療のクリニックで、先生は常に2〜3人体制)に通い始めました。私が選んだクリニックでの流れ…ではありますが、検査内容はそんなに変わらないんじゃないかなと思います。

 

これを読めば…

不妊治療の第一歩。初診の流れがわかります。ブライダルチェックや、妊娠へ向けた夫婦の検査について、不安が軽減しますように。

悩んでいる方は心配はとりあえず脇においておいて、子どもを授かるための健康診断と思って行くべし!

 

目次

初診の流れ

カウンセリング

看護師の方にこれまでの妊活についてカウンセリングを受けました。

女性側のみのようで、

・妊活はじめてどれくらいか

基礎体温は計っているか

排卵日にあわせてセックスができているか

・なにかサプリメント等、摂取しているものはあるか(葉酸とかね)

・お酒をどれくらい飲むか(も聞かれた気がする)

という内容について聞かれました。

基礎体温は3か月分くらいは紙ベースで用意しておきましょう。

 

採精(男性)

旦那氏は私がカウンセリングの間にメンズルームで精液採取へ。

結果が出るまでに1時間くらいかかるので、メンズの頑張りどころは割と序盤です。

注意点は、2〜3日の禁欲後に検査を受けてください。

旦那氏は古くなった精子は循環して再生するとか言うのですが、活動率が下がってしまいます。4日以上射精していないと、活動率は下がるという研究・調査結果があります。

汗っかきの旦那氏、待合に帰ってきたときには汗ばんでいて、なんだかウケました。(めちゃ失礼や)

 

問診1回目

いよいよ先生と初対面。私一人での問診でした。

カウンセリングと同じ内容に加え、

・私の親の病歴(高血圧とかないか…だったかな?)

・旦那氏の精液検査結果速報

・人工授精、体外受精等が必要になった場合、継続するかどうかの意思確認(かるーい確認)

 

カウンセリングと問診で聞かれた質問についてはあらかじめ返答を考えておいたほうがよいでしょう。親の病歴とか、離れて暮らしていて、連絡も疎で、うーん…高血圧とか…くらいしかわからへんかった。笑

 

内診

子宮を超音波で確認。子宮がん検診と同じです。自治体のクーポンが未使用であれば、それを使ってもらえます(勝手に手続きしてくれる)。

生理中でもOKです。

なんならまるっと検査するなら、生理2,3日後、排卵時、いろんなときに受けるので、全然いつでも問題ありません。

些細なことは気にしなくても大丈夫。善は急げ!ってことです。

ただ、何回やっても内診は嫌やわぁ。私が行ったクリニックはプローブにつけているカバーが医療用ではなくコンドームとのことで、それだけで違和感がめちゃめちゃ軽減されました!コンドームに感動!すごっ!

婦人科検診、全てこれでいいと思う!

 

問診2回目

夫と共に、夫婦の検査結果を聞く。

ここで、タイミング狙えば自然妊娠で行けそうなのか、いわゆる不妊治療したほうが良さそうなのか、ざっくり2つの道に別れることになります。

 

私達の場合は、旦那の精子濃度(何匹いるか)や精子運動率(元気なのがどれくらいの割合でいるか)がWHOの基準よりもかなり低かった事から、自然妊娠は難しいとのことでした。

更には、人工授精、体外受精よりも、顕微授精を推奨するとのこと。

自然にWHOにも、クリニックにも、精液量、精子濃度、精子運動率基準値があるんですねぇ。

 

精液検査のガイドラインが11年ぶりに改訂されました | 男性不妊・メンズヘルス診療 プライベートケアクリニック東京

クリニックの基準値の方がWHOの基準値よりも高い(厳しい)です。妊娠率(治療して妊娠に至った比率)は正常な状態に近いほうがそりゃぁ高いので、当然ですね。

 

 

採血(不妊治療の可能性がある場合)

不妊治療の意思はあることから、検査を進めることに→採血へ

採血

夫婦共に。5本くらい(結構多い…)

 

初診はこれで終わりです。

 

 

私達の例

問診1の夫の結果速報の時点で高度不妊治療が濃厚…ということを聞かされました。精子の映像と共に。ピクリとも動かない精子君達を見るのは…普通ってどんななのか知らなくても結構ショッキングな映像でした。元気にうじゃうじゃ動いているのが当たり前と想像していました。

 

なんで夫の結果を先に一人で聞かねばならぬのだ…という感じでしたが、私の方は問題なし。

毎年子宮がん検診受けていて異常ないので、勝手に自分は問題ないだろうと思ってましたしね。

 

総じて3時間、費用は保険適用分+保険適用外分あわせて

私は 28,000円

夫は 35,000円

でした。

お金かかりますね。

私の方は子宮がん検診のクーポン(自治体発行のもの)があって使えたので、ちょっと安く済みました。

覚悟して行ったつもりでしたが、結果がショックだったこともあり、思ったよりもエネルギーを消費しました。

 

余談ですが…

不妊の原因は男性・女性半々と言われているのに、女性は毎年がん検診、男性の生殖器関係の検診は不妊の時にはじめてわかってしかも高額。治療できるクリニックも多くない。

なんなんそれって思います…。少子化対策として健診プランにいれることってできないのかなぁ。

コストとイメージを変えて敷居を下げてほしい。

 

まとめ

多くの場合、夫がその気になってくれない…とか、一人でコッソリ行くしかできないかもしれません。できるだけ早くに受診すれば、不妊治療が必要となっても、かかってくる費用は若いほうが抑えられるし、妊娠率も下がらないのでメリットしかありません。

妊活という観点では年に1回程度の子宮がん検診だけでは不足しています。

もし、クリニックに行くかどうか悩んでいるなら、まずはビビらず、謙遜せず、一人でもいいから行ってみること。

もし、夫も前向きになってくれるなら一緒に行くこと。

もし、妻が乗り気でないなら、夫は男性不妊に対応しているクリニックや泌尿器科で先に検査を受けてみましょう。

 

善は急げ。です!