1週間前、初めて不妊治療専門のクリニックに行ってきました。
子どもが欲しいと私個人が思い始めて約3年(以上?)。
夫婦で思い始めて約1.5年。
アクションを起こし始めて約半年。
やっと夫婦でクリニックに行くことができました。
夫をその気にさせるのにはめちゃめちゃ時間がかかりました。
意思がないと行動は起きにくい…。
この記事でわかることは以下です。
自分が子どもを欲しいと思えるのようになる方法
パートナーにも子どもを欲しいと思わせる方法
クリニックの選び方
🦆目次🦆
背景(私の場合)
まず、最初に。私のケースの紹介です。
私は、結婚7年目になる37歳です。パートナーである夫は、同学年の36歳です。
夫婦仲は良い方だと思っていますが、結婚してから(結婚の前から)のセックスレス、夫の不倫もあり、長く悩みました。
不倫発覚前は、結婚したら子どもが当たり前のようにできて、当たり前のように家族が増えていくもの…と思っていました。
同時に、我に返ると、他人の子どもはかわいいとは思うけど、自分の子となると…どうしたら欲しいと思えるのか?と疑問に思っていました。
・自分のことをやりたい
・好きな事を見つけたい
・夫婦の時間を楽しく過ごしたい
・海外旅行に行きたい
友達からは自分の時間を犠牲にしているような話を聞くし、メリットある?って思ってました。笑
自分が子どもが欲しいと思える方法
そんな方法あるんかい!
ですよね。
はい。明確な方法はないです。すみません。笑
子どもが欲しいと思えるようになれればいいのに、そうなれない。という問題は、
もともと子どもが好きとかいう人はぶち当たらない問題かと思います。
自分の意志や感情をコントロールできる人もぶち当たらない問題かもしれません。
パートナーはいるけど、バリバリ働いていたり、やりたい事がたくさんあって、いつかは欲しいけどまだいいやー、と思っている人はぶち当たる可能性が高いと思います。
周りから急かされるし、年齢的にも厳しくなっていくのはわかってる。将来的には子どもがいればいいなぁと思うけど、今の今は子どもが欲しいという気持ちがついて、環境と自分の気持ちのギャップに苦しむ人は多いと思います。
そんな人への対処法は3つ。
1. 将来に備えておく:今が1番若い!状態の良い卵子を凍結保管する。
2. 自分の思考を変える:子どもほしい欲を高める。
3. 自分の思考を変える:気持ちはあとからついてこい。とりあえずアクションを起こせるだけおこす。
私が女なので、女目線の話になってしまいますが、できるだけフラットに書いていこうと思います。
1. 今が1番若い!状態の良い卵子を凍結保管する(もちろん精子も)
将来、妊娠するためには、質のよい卵子が必要です。妊娠年齢が高くなっている今の時代だからこそ、早くにそれに気づいて行動できることは、とても大事な事。
自己投資以上の価値があると思います。
ただ、卵子凍結もお金がかかります。
めちゃ簡単にいうと、
卵子誘発剤で卵をたくさんつくる→卵を取る→保管する
採卵に約10万円
凍結に約6万円
凍結保管費に約2万円/年
とか。その他、卵子誘発剤を使用したりするので、+5万円以上かかってきたり。
やる前には一通り検査もあると思うので、+5万円くらいかかってくるかも。
ただ、解凍時に卵子が変性して受精に至らないリスクもあることは覚えておく必要があります。
若さ・時間は何にも代えられないですが、保険も効かないし、助成もないので財力が必要。
将来不妊治療した場合の妊娠率は30代で30~40%、40代で20~30%。
でも、将来妊娠したいときのリスクを下げるためには、無駄にはならないアクションだと思います。
精子凍結という選択肢もあります。
主な目的は不妊治療のためや病気による精子形成生障害に備えるためのようですが、一応成人であれば誰でもできるそうです。
その方針はクリニックによって違うようなので考える際にはクリニックのHPなどでよく確認する事が重要です。
費用は、卵子同様に
2~5万円/年
はかかってきます。
凍結すると、受精に大事な運動率が下がったりする弊害はあるようですが、今や、不妊の原因の半分は女性、半分は男性なので、不妊治療時のリスク低減のためにも、やっておいて損はないアクションだと思います。
2. 子どもほしい欲を高める
あるべき姿、ですよね。
パートナーとの子どもが欲しいと思って子どもを授かれるのであればラッキーですよね。
気持ちだけがついてこない場合、どうしようか。
自発的には無理です。自分に洗脳をかけることも難しいです。
基本的には自分で何かすることの人生が楽しいと感じるから、なかなかパートナーができなかったり、子どもが欲しいとなかなか思えていないはずですから。
もし、パートナーがすでにいて、気持ちだけついてこないという場合、1番効果があるのは兄弟姉妹の子どもと触れ合うこと。
血縁のある赤ちゃん・子どもに触れ、自分との共通点を発見することができると、自分の子はどんな子かな…という想像が勝手に働くはず。
友達の赤ちゃんとは違う、愛おしさが芽生えてくるはず。
勝手にイメージ湧かないなら、無理矢理イメージしてみてください。
おそらく、一番イメージさせてくれるのが、血縁関係にある赤ちゃん・子どもだと思います。
子どもがいる友達や、同世代の親戚と連絡を取ったり、何度もあっているうちに、だんだんその気になってくる、というのもありますが、血縁の赤ちゃん・子どもに触れるのが一番影響力があるはず。
親子仲が良いのであれば、兄弟姉妹、親戚の子どもと会う際に自分の親がいるという状況も結構インパクトがあります。
孫と触れ合っている親の顔や姿を見て、親がうれしそうな様子、文句を言いながらも楽しんでいる姿を見れば、きっと、自分の子にもそうしてほしい、親孝行したいなどの感情がわいてくるかもしれません。
逆に1番、子どもほしい欲を減衰させるのは、親からの「子どもはまだ?」とか出産・子どもに関係する情報。極力避けたいものです。
むしろ、反発心しかうまれないから。
(言いたい気持ちはわかるけど)
孫の顔が見たいと思っている親にすごく言いたいのは、
「ほっといてくれ!」
です。
親の当たり前と今の世代の当たり前は違うんだと。
わかっていることを言われたくないし、催促もされたくない。
自分の立場は言われなくても理解している。
あなたは親でも私ではない。(はい、ごめんなさい。胸中でしか言えません。)
友達の出産報告、芸能人の出産報告、友達との子どもネタの会話…一喜一憂するなら、内心どこかでほしいと思っている証拠。年々心もしんどくなっていきますが、あと少し。ちびっこに触れ合った時の感情を振り返ってみるのが良いです。
私の場合ですが、
子どもが欲しいと思えたキッカケは…
・女友達の出産ラッシュ
・男友達の結婚ラッシュにより、趣味(スノーボード)に付きあってくれる友達がいなくなった
・姪っ子誕生で血縁の子どもって心底かわいい!と思ったこと
・姪っ子の子守を幸せそうにこなす親の表情をみて
・仕事が嫌で休みたい!というナマケ感情 笑
こんなんでいいのか。笑
環境により徐々に変わっていきましたが、やっぱり、血縁の子どもと触れ合ったことが自分の中では大きかったです。
3.とりあえず、行動あるのみ。
相手の同意も必要ですが、とりあえず、一切合切忘れて、避妊なしに楽しむのがよいです。
仕事の事とか、何ともならない事はこの世にないから。
一番理想的な気がしますねー。
パートナーをその気にさせるには
自分も大変だったけど、相手をその気にさせる方がもっと大変だった。
でも、極論、自分と一緒だった。
結局1番効果があったのは、自分の親の前で親戚の子どもと会うこと。
子どもと自分の親が会話しているのを見て、あ、なんとかしようと思うらしいです。
友達の子どもでは効果ゼロ…。
実際に産む側とそうでない側の違いなのでしょうかね。
クリニックの選び方
私自身めちゃめちゃ悩んで、友達にも聞いたりしたのですが、
合わなければ変えればいい。
ただそれだけなので、とりあえず一箇所、エイヤッ!と行ってみるのがいいです。
クリニックの口コミは何よりも先に気にしてしまうかもしれませんが、そこはあまり重要ではないです。
それよりも、通院し始めるとしばらくの付き合いになるので、
・クリニックの場所(通いやすいか、電車代、駐車場代は許せる範囲か)
・診察時間(仕事帰りや半休などで通えそうか、土日の開院時間はどうか)
・クリニックの方針に納得できるか
・男性不妊も扱っているか(男性不妊も見てほしいとき)
・実績はあるか(妊娠率が変に低くないか、など)
といったところをチェックすべきです。
私が住んでいる街のクリニックの産婦人科や不妊治療専門医はどこも口コミが悪い。(文句タラタラな住民しかいないのか!?と疑うくらい笑)
Googleの口コミでも☆が大体2~3。笑
結局、2回行って、今のところ大して不満はありません。
ちょっとでも悪いことがあったか、めちゃめちゃ良いことがあった時って誰かに言いたくなりますよね。
でも不妊治療してますとはまだまだフランクに言える時代ではないので、はけ口がネットになってしまう…。
私自身、クリニックに行ってみて、世の中、こんなに多くの人が困っているのかとびっくりしたし、その割には口コミ数が少ないなという感じもしたので、あまりネット上の口コミは気にすることではありません。
さいごに
高学歴化、女性の社会進出などで、やりたい事、挑戦したい事を持っている人は多くいるのと同時に、どんどん出産年齢も上がってきていて、35歳以上は高齢出産となってしまう、丸高マークがついちゃうとも最近は聞かなくなってくるほど、高齢出産が当たり前になってきました。
加齢とともに妊娠率やリスクが高くなることはわかっているけど…ともどかしさを抱えながら生きる方も多いと思います。
子ども欲しい!のモチベーションが上がって、もどかしさから解放されますように!